出世したくない人が増えている。その理由とは…?(女性編)

出世したくない男女500人の意識調査

働く価値観が多様化した現代において、
出世・昇進が誰にとっても喜ぶべき出来事だという考え方はなくなっているようです。

実際に出世したくないと思っている男女500名を対象にしたアンケート結果から
今回は女性編をご紹介します(調査元:RS MEDIA)。

まず、出世したくないと思う理由を尋ねたところ、回答は以下のようになりました。

1位 責任が増える(145人)
2位 仕事量が増える(82人)
3位 仕事と給料が釣り合わない(33人)
4位 管理職に向いていない(29人)
5位 人間関係が面倒(21人)
6位 やりたい仕事ができなくなる(13人)
7位 現状に満足している(8人)

責任や仕事量・残業の増加によって、
今よりも負担が大きくなることを避けたいと考える人が多く、
「現状に満足している」といった、ポジティブな理由で出世したくないと思っている人は少数でした。

では続いて、上位3つにランクインした理由について、それぞれの詳細を見てきましょう。

1位の「責任が増える」には、
業績の目標達成や部下育成などの責任を負うのは避けたいと考える人が多数でした。

2位の「仕事量が増える」には、
部下やチームの管理などのマネジメント業務を任されることで残業が増え、
プライベートの時間が減ってしまうことを心配している人が多くいました。
また、身近な上司が長時間残業や休日出勤しているのを見て
「あんな働き方はしたくないな」と感じる人もいるようです。

3位の「仕事と給料が釣り合わない」は、
責任と仕事量が増えるだけで、給料はあまり増えないと捉えている人が多いことがわかりました。

逆に考えると、任される業務に対して適正な給料が払われるのであれば、
出世してもよいと考える人もいるのかもしれません。

いかがでしたでしょうか?
確かにそれなら出世したくないと思っても仕方ない、と共感できる理由もあったのではないでしょうか。

次回は男性編をご紹介します!

 

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