最低賃金の引き上げに対応、設備投資等を行って効率化
業務改善助成金とは、
中小企業・小規模事業者が生産性向上に資する設備投資等を行うとともに、
事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を一定額以上引き上げた場合、
その設備投資などにかかった費用の一部を助成する制度です。
助成の対象となる経費は、
「生産性向上・労能率の増進に資する設備投資等」です。
具体的には、機械設備、コンサルティング導入や人材育成・教育訓練などが挙げられます。
助成される金額は、生産性向上に資する設備投資等にかかった費用に
一定の助成率をかけた金額と助成上限額とを比較し、
いずれか安い方の金額となります。
助成率や助成上限額は、申請を行う事業場の引き上げ前の事業場内最低賃金や、
引き上げる最低賃金額及び引き上げる労働者の人数(※)によって異なります。
また、特例的な拡充が受けられる事業者もあります。
例えば、新型コロナウイルス感染症の影響や原材料費の高騰などで利益が減少した事業者は、
助成上限額や助成率が高くなったり、
関連する経費も助成対象となったりします。
今年度の申請期限は令和6年 1 月 31 日、
事業完了期限は、原則令和 6 年 2 月 28 日になります。
Facebook
Twitter
LinkedIn