企業のリアルな情報発信が採用成功のカギに

社員の本音を聞きたい声が高まる

          1. 就職活動において、オンライン上で情報収集を行うことは、求職者にとって必須です。
            一方で、オンラインで情報収集しながらも、よりリアルな情報を重視する傾向も強まってきているようです。
            今回は学生の就活生を対象にした、人事担当者とのコミュニケーションについての調査結果をみてみましょう(調査元:株式会社学情)。

            まずは、学生に採用の場で人事担当者が本音で話してくれていると感じるか尋ねたところ、
            13%が「感じる」、25%が「どちらかと言えば感じる」と回答しました。
            本音で話してくれていないと感じる人の理由としては「会社の一員として採用を業務として担当しているので、
            会社の良い面を積極的に説明しても仕方ない」などの声がありました。

            次に、人事担当者や実際に働く社員の本音を聞きたいと思うかについては、9割以上の学生が「聞きたい」と答えました。
            理由としては、学生からは「ネット上の情報や会社説明会の内容は、会社のPRが強いと感じるから」
            「社員の個人的な思いや考えも知ることができたら、より企業選びにおいて参考になる」との意見がありました。

            コロナ禍も終わり、対面での説明会や就活イベントが復活しています。
            今後は、いかにリアルな情報を発信ができるか、学生と密にコミュニケーションがとれるかが、企業の採用成功のカギとなりそうです。

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