85.7％が転職先選びで休暇の取りやすさを重視

　全国のビジネスパーソン413人を対象に行った「年次有給休暇を活用した長期休暇に対する調査結果」によると
（調査実施元：株式会社ワークポート）、働く上で長期休暇が「とても必要」「やや必要」と回答した人の割合は92％でした。

〇理由としては
「休むことで頭の切り替えができて仕事のパフォーマンスも上がるから」
「ワークライフバランスや精神的な安定のために重要だから」等の意見が挙げられています。 次に、職場での長期休暇に対して不満や改善してほしいことがあるかどうかについては「ある」と回答した人が40％でした。

〇理由としては
「人手不足で長期休暇が取れない」
「有給休暇を連続して取得しようとすると嫌な顔をされる」等の声が挙げられています。
有給休暇があっても業務に追われて取得することができない人や、取得しづらい状況にいる人も少なくないことが分かります。

　最後に、転職先を選ぶ際に有給休暇の取得のしやすさを重視するかという質問には、85.7％が「とても重視する」「やや重視する」と答えました。

　 今回の調査で、多くの働き手が休暇によるリフレッシュを重視しており、休暇の取りやすさが転職先選びにも大きく影響していることがわかりました。 企業の採用活動において、有給休暇を取得しやすい雰囲気づくりや休暇制度の整備に取り組んでいくことは重要であると言えます。