女性就業率が53.2％で過去最高

総務省の7月の発表によると、
女性就業率（女性のうち正規・非正規問わず仕事をする人の割合）が53.2％と、過去最高となりました。
結婚・出産から職場復帰したり、子育てと両立できる仕事に転職したりする人も多いことが推測できます。

今回は、転職経験のある女性100人へのアンケート結果（調査元：株式会社かける）から、
女性が転職先に期待することを見ていきます。

まず、働きやすい職場を求めて転職する上で、転職先に期待することを尋ねたところ
「残業が少ない」　18人
「地理的な条件（通勤時間や場所）が合うこと」　15人
「産休・育休が取りやすい」　14人　となりました。

残業の少なさや通勤時間の短さをポイントに挙げている女性が多いことから、
私生活にどれだけ時間を確保できるかが重要視されていることが明らかになりました。

では、実際に転職先の現在の会社について「女性が働きやすいか」と尋ねたところ、
74%の女性が「働きやすいまたは「どちらかというと働きやすい」と回答しました。

その理由としては
「女性の管理職がいるので相談しやすい」
「子育てに理解のあるスタッフが多い」
「急な休みにも柔軟に対応してくれる」などが挙げられました。

今回の調査で、多くの女性が、仕事と私生活の調和を大切にしながら、
転職先を選んでいることが改めて浮き彫りとなりました。
女性の採用に力を入れている会社は、これらを考慮した環境を整え、求職者にアピールしていくことが重要です。