働く人の約7割が「プライベート重視」
働き方の多様化にともない、
ワークライフバランスを重要視する人はますます増えています。
社会人796人を対象に行ったワークライフバランスの実態調査(調査元:Job総研)によると、
72%が「プライベートを重視」または「どちらかといえばプライベートを重視」と回答しました。
では、実際のワークライフバランスはどうであるかを尋ねると、
58%が「仕事を重視になっている」または「どちらかといえば仕事を重視になっている」と回答しました。
自分の理想とするライフスタイルと現実には、差があることがわかります。
次に、毎月の残業時間を尋ねたところ、
「1〜10時間未満」27%
「10〜20時間未満」20%
「0時間」16% でした。
さらに、働き方別で見ると、フル出社で働く人の82%が残業が「30時間未満」と回答し、
フルリモートで働く人の31%が残業が「30時間以上」と回答しています。
これにより、リモートワークのほうが残業時間が多い傾向にあることがわかります。
最後に、理想のワークライフバランスを保てるとどのような影響があるか尋ねたところ
「仕事のモチベーションが上がる」73%
「メンタル面が安定する」68%
「体力面に無理が出ない」49%
「スキルアップできる」38% でした。
今回の調査によると、働く人の大多数が、
自分の理想とするワークライフバランスとのギャップを感じていることがわかりました。
今後「プライベートの時間を確保したい」ということが、転職理由の代表格になるかもしれません。
企業が新たな人材を確保するためには、求職者に対して
自社ではこうしたギャップを埋められる、とアピールすることが必要不可欠になってくるでしょう。
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