今ドキ転職活動は、「タイパ」重視！

動画を倍速再生したり、ショート動画が人気を集めたりなど、
最近は様々な場面において「タイムパフォーマンス」が意識される傾向が強まっています。
転職活動においても、効率を求めるタイパ重視の動きが広まっているようです。

全国の転職希望者373人を対象にした
「転職活動におけるタイパ意識」の調査結果によると（調査元：株式会社ワークポート）、
実に78％の転職希望者が「転職活動においてタイパを重視する」と回答しています。

その理由としては、
「在職中や育児中で、時間が取れないから」
「プライベートの時間を確保したいから」などが挙げられました。
自分の生活と両立しながら、効率よく転職活動を進めたい傾向がうかがえます。

次に、転職活動において「タイパ」の悪さを感じる場面があるか尋ねたところ、
67％の転職希望者が「ある」と回答しました。
具体的にどんな場面で「タイパ」の悪さを感じるかについては、
「求人探し」62％
「スケジュール調整」52.8％
「応募書類作成」46％
「企業への応募作業」35％　となりました。
応募作業や準備が非効率だと感じる人が多いことが分かります。


人生の岐路である転職活動でタイパを重視することにやや疑問も感じてしまいますが、
現代の転職活動において、効率の良さを重視する傾向にあることは事実です。

企業側としては、選考中の歩留まりを防ぐために選考スピードを高めたり、
手書きの履歴書の推奨を廃止したりするなど、
選考プロセスを見直していく必要があると言えます。